龍王鉄道

Nゲージ、HOゲージの鉄道模型に興味のある方や初心者にも楽しめるブログを目指しています👆(^^♪

2代目レイアウトから学んだ事!!(*^。^*)

前回の記事で紹介した大型の2代目レイアウト龍鉄が失敗や成功の経験で学んだ事を紹介して行きたいと思います。

この2代目レイアウトでの経験が現在の3代目龍鉄レイアウトに活かされスムーズで快適な走行を実現しています✌

 

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製作中の2代目レイアウト。この写真の時から20年が経過しました(^^;)

2代目レイアウトで学んだ事

その① レイアウトベースボードと山の軽量化(反省、改良点)

この2代目レイアウトの土台はホームセンターで購入した一番安い角材の骨組みに9mm厚のベニヤ板を張ったフラットトップ構造となっています。土台がしっかりしているのでレイアウトに乗った状態で作業してもビクともしませんでした👍

しかしシーナリー(情景)を作りこんで行くと重い(*^。^*)

製作コスト削減の為、山を製作するのに石膏を使用した事と石膏を厚く塗ったと言う事もあって徐々に重量が増加し、レイアウト土台の柱が畳に食い込んで行くのが分かりました💦

こんな事もあり現在の三代目龍王鉄道レイアウトは軽量化を意識した構造となっており、ベースボードの厚さも5mm厚として、山や丘も発砲スチロールを採用したり、金網で山の形を成型後プラスターの層を薄くして製作しています。

強度的には角材の梁を横に60mm間隔で設置する事で十分な強度を確保しました。勿論レイアウト上に乗っての作業は出来ませんが!(^^)!

龍鉄レイアウトは畳1枚サイズな事もあり市販のアングル材にキャスターを付け、レイアウト奥の製作やメンテナンスも容易に出来るよう工夫しています。

注意点はベースボード厚さを5mmにした為、レールを固定する際釘を打つと、釘の長さによってはベースボード裏面に釘が突き抜けてしまう事です(^^;)

 

2代目レイアウトから学んだ事

その② 山の表現(3代目レイアウトにも採用)

鉄道模型レイアウトで山の木々や草を表現する方法として一般的には市販品や自作品の樹木やライケン、ターフ等がありますがこの2代目レイアウトでは雑誌で見た格安で出来る山の再現方法を試して見ました。材料は廃棄処分するソファ等から取ったスポンジを使用し木々の形状にスボンジを切った後山肌に接着し、細かく切ったスポンジを水と一緒にミキサーで粉々にしてから木工用ボンド少量と緑色の水性ペイントで着色してから山肌のスポンジに接着して行く技法です(*^_^*)

一番上の2代目レイアウト製作中の画像を見て頂くと製作方法がお分かり頂けると思います。

2代目レイアウトでは少々緑が濃すぎたので、3代目龍鉄レイアウトでは新緑から夏に向かっている季節を再現して黄緑色にして見ました。

また、杉等の針葉樹は緑が濃いので色の工夫次第でそれらしく見えます👍

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2代目、3代目レイアウト共に山の部分の木々は廃材スポンジを使って製作しています。

2代目レイアウトから学んだ事

その③ 通電不良や電圧降下によるギクシャクした走り(反省、改良点)

2代目レイアウトではバラストを敷いた際、ボンド水がポイント内部やトミックス線路のジョイント部分に入りしばらくした後酸化して接触不良になりました。さらに線路延長が長い事もあり電源供給部から離れた所では電圧降下が発生し、速度が極端に低下する事態がありました。

その為3代目龍鉄レイアウトでは、線路のジョイント部分とポイント内部にタミヤの接点グリスを塗り接触不良が起こりにくいようにしています。また、電源供給部も4か所から給電しているので電圧降下もあまりなくスムーズな走行を実現しています(*^。^*)

※ちなみにポイントを分解して内部に接点グリスを塗る際は薄く塗るのがコツで、ちょっと厚く塗っただけでポイントが切り替わらなくなるので要注意です。

 

2代目レイアウトから学んだ事

その④ 埃対策と維持管理について(反省、改良点)

2代目レイアウトでは埃対策を全くしていなかった為(^^;)常に掃除機とマルチレールクリーニングカーで清掃していました。3代目龍鉄レイアウトでは布団用シーツを埃カバーとして採用している事もあり、あまり埃は溜まらないです✌

大きさについては2代目レイアウトは大きすぎるサイズの為部屋のほぼ半分を占領してしまい生活に支障が出てしまうと言う欠点がありました( ノД`)シクシク…

3代目龍鉄レイアウトは畳1枚分のサイズでロフトベッド下に設置しておりメンテナンスも1か月~2か月に1回で済む事とメンテナンス時間もあまり掛からないので龍鉄にとってはこのサイズのレイアウトがベストなようです(*^_^*)

※レイアウトのサイズに比例してメンテナンスや調整に掛かる時間が増えます。

 

2代目レイアウトから学んだ事

その⑤ 脱線しにくいレイアウト(反省、改良点)

2代目レイアウトでは脱線も頻繁に起こり、通電不良や電圧降下もあってあまり快適な走行とは言えませんでした。

2代目レイアウトのカーブ部分には外側を高くした(カウント)を付けてり、1mm厚のプラバンを挟む事で実車さながらの傾きを狙ったのですが、傾きが大きすぎたのか(カーブ✙登り勾配)の所で脱線が頻発しました"(-""-)"

特に長編成で動力車や、動力車に押された中間の車輛は脱線し易かったです。

3代目龍鉄レイアウトではカウントを一切つけず、入線出来る輌数も5輌程度なのでほとんど脱線事故は起きてません👍

 

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この場所(カウント+上り勾配)では脱線が頻発していました( ノД`)シクシク…

 

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レールは ピコのフレキシブルレールとトミックスの道床付き線路のハイブリット仕様です(*^_^*)