実車写真館📷 (岩手開発鉄道旅客車輛、大船渡線キハ100)
当初は鉄道模型専門のブログにする予定でしたが、龍鉄が昔撮影した写真が大量にあった事と、今では見る事が出来ない貴重な車輛の写真もあるので多くの方に見て頂こうと思い「実車写真館📷」のカテゴリーを追加させて頂きます(^^)/
今回は車輛が解体されている画像がありますので、気分を悪くされる方は見ない方が良いと思います。
●岩手開発鉄道旅客車輛
まずは地元を走る岩手開発鉄道が旅客輸送をしていた時に使用されていた気動車2輌の写真を公開させて頂きます!(^^)!
岩手開発鉄道 キハ301
1999年 5月 盛駅裏のロータリーより撮影
この車輛、元は北海道の夕張鉄道で使用されていた機械式気動車で自動車のマニュアル車と同じくシフトレバーとクラッチ操作で変速する仕組みです。
青森県にある南部縦貫鉄道のレールバスを除くと日本で最後まで残った機械式気動車でした👍
1992年の旅客営業廃止後、長らく盛駅構内に留置されていましたが、2001年の初夏に機関車で長安寺駅構内まで移動され、解体されてしまいました。
長安寺駅で解体中のキハ301 2001年 7月撮影
当時2001年(平成13年) 7月25日の地元紙に掲載された記事。
1992年3月の旅客輸送廃止後も、旅客輸送再開の希望を捨てず車輛を保管していたようですが、過疎化、道路整備によるマイカーの普及もあって断念せざるを得なかったようです( ノД`)シクシク…
岩手開発鉄道 キハ202
2001年 8月 盛駅裏のロータリーより撮影
岩手開発鉄道の旅客輸送で主力だった車輛です(*^^*)
キハ202は液体変速機による変速方式です👍
龍鉄も小学校低学年の頃何度か乗車しており、車内で車掌さんが切符を売っていた記憶があります。旅客営業最終日にも乗車しましたが、誰かが車内床の点検蓋を開けて「エンジンだ~」と騒いでいたような気がします(^^;)
●大船渡線 キハ100系登場時と東日本大震災で被災し解体された車輛
東日本大震災により鉄道が廃止された大船渡線(盛~気仙沼)間のキハ100系登場時と震災で被災し現地解体された写真です。
1992年 1月11日 盛駅3番線
ピカピカ✨の新車キハ100系と龍鉄兄弟です(笑)
この頃はまだワンマン運転開始前で、未来的なデザインともの凄い加速やスピードでとても驚いた記憶があります(^_-)-☆
ちなみにこの画像のキハ100-38は東日本大震災により被災し現地解体されてしまいました。
2011年 7月 大船渡~下船渡間で撮影
解体が進むキハ100-30
東日本大震災発生時、大船渡~下船渡間を走行中の「キハ100-38 + キハ100-30」は高台で緊急停止しましたが、その後の津波で床下が冠水し廃車となり現地解体されました。
左側の車輛がキハ100-38です。
震災により新車から20年で廃車となってしまいました。